ホタテと長いもの重ね焼き ―高脂血症のためのレシピ集―

 さっぱりとした梅風味のたれでいただく一品。
 ホタテは貝類の中で最もたんぱく質を多く含んでいます。ホタテに含まれる栄養成分、タウリンは血圧の上昇抑制やコレステロールの低下、血糖値の低下などに有効な栄養成分で、コレステロールが原因の胆石症の予防にも効果があります。
 長いものねばりの成分はムチンで、コレステロール値を低下させる効果や老化防止や肝機能を高める効果、便秘の改善効果などがあるほか、腸内で糖質や脂質の吸収を遅らせるはたらきがあり、血糖値上昇の抑制に効果があります。

材料(2人分)

  • ホタテ貝柱 6個(160g)
  • 酒 小さじ2
  • 塩 少々
  • 小麦粉 小さじ1
  • 長いも 160g
  • 焼き海苔 全型1/2枚
  • サラダ油 小さじ1
  • 青じそ 4枚

A

  • 梅干 1個
  • 水 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ1
  • みりん 小さじ1

作 り 方

1. ホタテは酒と塩をふります。長いもは6等分の輪切りにします。
2. のりは1〜2cm幅の帯状に切り、しその葉は千切りにしておきます。
3. 1のホタテに小麦粉をまぶして長いもの上にのせ、のりで巻きます。
4. フライパンに油を熱して3をホタテの方から強火で焼きます。
5. ホタテに焼き色がついたらひっくり返して焼き、しょうゆをふってからめます。
6. Aのたれを作ります。梅干は種を取って包丁で細かくたたいて刻み、ほかの材料を混ぜ合わせます。
7. 器に5のホタテを上にして盛り、6のたれをかけて青じそをのせて出来上がり。

参考カロリー:171kcal (1人分)