こんにゃくの炒り煮 ―高脂血症のためのレシピ集―

 サトイモ科のこんにゃくいもを原料にして作られたこんにゃく。そのほとんどが水ですが、低カロリーの代表的な食品で、肥満や糖尿病の方の食事に欠かせないものとなっています。凝固剤を除いて、こんにゃく特有の石灰臭を抜くためには下湯でが欠かせません。
 こんにゃくに含まれるグルコマンナンという水溶性の食物繊維が、コレステロールのほか、糖質、脂質など吸収も抑制するはたらきがあります。なので、肉類などの動物性食品と一緒にとるのが、かしこい食べ方といえます。
 好みによるでしょうが、私の場合、こんにゃくの表面がカリッとするまでじっくりと炒めた方が好きな一品です。コレステロールや中性脂肪のほか、便秘や糖尿病などが気になる方などにもおすすめの一品です。  

材料(4人分)

  • こんにゃく 1枚
  • 赤唐辛子 1本
  • ごま油 大さじ1/2
  • 砂糖 大さじ1
  • みりん 大さじ1/2
  • しょうゆ 大さじ1 1/2

作 り 方

1. こんにゃくは鍋に入れ、火にかけて煮立ったら2〜3分茹で、水気をよく拭き、ひと口大に手でちぎります。
2. フライパンにごま油を熱し、小口切りにした唐辛子を入れて焦がさないように炒めて辛味を出します。
3. こんにゃくを入れて水気を飛ばすようし、多少表面がカリッとする程度まで弱火でじっくり炒めます。
4. 砂糖、みりんを加えてサッと炒め、しょうゆを回し入れ、火をやや強くしてこんにゃくに絡まるよう炒めて出来上がり。

参考カロリー:50kcal (1人分)