高脂血症と診断た場合、まずはじめに一定期間の食事制限を医師から指導されます。食事制限期間を経過した後、再検査を実施して血清脂質値が正常に戻るかどうか(あるいは低下するかどうか)の傾向を見ます。私は約3ヶ月間の食事制限期間でしたが、病院によって差があり、おおよそ1ヶ月〜3ヶ月くらいのようです。
ほかの検査数字同様に、コレステロール値や中性脂肪値は体調や前日の食事内容などによって、毎回変化します。ですので、たまたま、数字が高かったということもあるわけです。
一定期間の食事制限を課せられた後、再検査で血清脂質値が正常に戻るようなら、特に治療はなく様子をみることとなります。正常値とまではいかないが、血清脂質値が低下した場合、食事療法で改善可能と判断されて本格的な食事療法を中心とした治療開始となります。これら2ケースの方にとっては、本サイトが健康の維持に役立っていただけるものと思います。
しかし、血清脂質値に変化が見られなかった場合は、いくら食事療法を継続しても高脂血症の改善には至りません。この場合は、医師の指導を受けて、最適な治療方法を開始する必要があります。
遺伝性の家族性高脂血症の場合は、早い段階で薬物療法を行うなどする必要があります。また、ほかの病気が原因でコレステロール値や中性脂肪値が上昇している場合もあり、このケースでは原因となっている病気の治療が優先されます。
なお、近年、食生活の乱れが気になる方は、大変増えています。今は健康であっても、乱れた食生活を続けているうちに、高脂血症をはじめとする生活習慣病を招く恐れは十分にあります。
当サイトが皆さんにとって有益な情報提供となっていただければ幸いです。
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