いも類(じゃがいも、さつまいも、里芋、山芋)の栄養成分

いもには豊富な種類があり、栄養もそれぞれに特徴がある

それぞれのいもに健康に役立つ効果がある

じゃがいもの栄養成分

 じゃがいもの皮に多く含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸。コーヒーにも含まれる栄養成分で、活性酸素による害を防ぎ、がんにつながる細胞の突然変異を予防します。じゃがいもやさつまいもの皮に多く含まれ。抗酸化作用でコレステロールを低下させ、動脈硬化を防ぎます。
 じゃがいもにはビタミンCも非常に多く、加熱によってのり状になったでんぷんがビタミンCを保護することから、加熱に強いとされています。また、じゃがいものビタミンCは保存にも強いです。
 塩分を体外に運び出すカリウムも含まれ、血圧の上昇を抑えて、高血圧の予防・改善に効果があるほか、じゃがいもには食物繊維も含まれています。

さつまいもの栄養成分

 さつまいもは、ビタミンCが豊富に含まれ、100g中の含有量は柑橘類に匹敵します。じゃがいも同様、のり状になったでんぷんがビタミンCを保護することから、熱にも強いです。(やきいもにした場合でも90%のビタミンCが残存します。)ビタミンCは、免疫力を高めてかぜやがんの予防に効果がありますし、シミやそばかすの予防にも効果あり。ほかのいも類には少ないビタミンEが多いということも、さつまいもの栄養成分の特徴。2つのビタミンで、優れた抗酸化作用をもつ食材といえます。コレステロール値の改善のほか、老化防止にも効果ありです。ビタミンB1B2β-カロテンもさつまいもには含まれています。
 食物繊維も豊富に含まれ、じゃがいもの約2倍!いも類の中では一番の含有量です。食物繊維は、コレステロールの低下やがんの予防、便秘の改善に役立ちます。さつまいもを切ったときに、切り口からにじみ出る白い乳汁はヤラピンという成分で、便をゆるくするはたらきがあり、便秘の予防・改善、大腸がんの予防に役立ちます。
 さつまいもには、ポリフェノールも含まれていて、抗酸化作用や抗がん作用があります。なかでも紫いもは、ポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれています。 

さといもの栄養成分

 さといも特有のぬめりの成分は、ムチン。老化防止などに有効とされるガラクタンという多糖類のたんぱく質が結合した食物性の粘性物質で、体内でグルクロン酸をつくり、胃や腸の粘膜を潤して保護したり、肝機能を高めたりするはたらきがあります。また、細胞を活性化して老化を防止する効果、消化を促進して便秘を改善する効果もあります。ガラクタンという成分には、血中コレステロールを低下させて、血圧を下げる作用があるほか、老化やボケ防止、がん予防にも役立ちます。
 さといもの栄養成分として、ほかには、便秘の予防・改善や大腸がんの予防に効果がある食物繊維、塩分を体外に排出して血圧の上昇を抑えて高血圧を予防するカリウム、発がん物質を無毒化するテルペン、抗がん効果があるステロールビタミンB1ビタミンCなども含まれています。

やまいもの栄養成分

 ながいもや、やまといも、いちょういもなどの種類がありますが、栄養成分はほぼ同じ。一般的に、「生の食品からでんぷんを取るのは消化に悪い」とされていますが、やまいもの場合は、でんぷんの消化・吸収を助けるでんぷん分解酵素のアミラーゼをだいこん以上に豊富に含んでいるので、生でも食べられるんです。
 やまいものねばりの成分はムチンで、胃の粘膜を保護する作用や、腸内で糖質や脂質の吸収を遅らせるはたらきがあり、血糖値上昇の抑制に効果があります。さらに、コレステロール値を低下させる効果や老化防止や肝機能を高める効果、便秘の改善効果などがあります。
 水溶性のビタミンであるコリンもやまいもには含まれていて、血管壁へのコレステロールの沈着を防いで動脈硬化や脂肪肝を予防するほか、脳の記憶力アップにも役立ちます。ほかには、ビタミンB群ビタミンCカリウムなどを含んでいます。

亜麻仁(アマニ)油という油をご存知でしょうか?
健康に関する雑誌やテレビ番組でときどき取り上げられているのですが、外見や味がゴマに似た亜麻という植物の種子(これを亜麻仁(アマニ)と言います)から作った油(オイル)で料理に利用できるほか、美容や健康のために飲まれる方もいらっしゃいます。
亜麻仁には食物の中で最も多い、100g中23gという量のα−リノレン酸が含まれており、これが話題になっているようです。
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