春菊(しゅんぎく)の栄養成分

抗酸化力が高い春菊は、がんや動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果あり。

抗がん作用が強く、コレステロールの低下にも有効

 春菊の緑色の色素成分であるクロロフィルは、コレステロール値を低下させ、血栓を予防する効果があります。葉緑素ともいわれる栄養成分で、発がん抑制にも効果があります。
 春菊には独特の香りがありますが、その代表的な成分となっているのがペリルアルデヒド。ペリルアルデヒドは食欲増進や胃腸の調子を整えるのに有効なほか、せきを鎮める作用やがんの予防などにも効果があります。
 また、春菊には豊富なカロテンが含まれていて、100gを食べれば成人一日のビタミンA所要量をクリアしてしまうほど。これで感染症やがんを予防できます。
 ほかには、ビタミンB群の仲間で貧血予防や妊婦さんに大事な栄養素である葉酸、骨を丈夫にするカルシウム、かぜやがんの予防や、シミやソバカスなどの肌のトラブル予防に効果があるビタミンC、がんや老化防止に有効なビタミンEなどが春菊に含まれています。

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