大豆たんぱくと大豆イソフラボンが血中コレステロール値を・・・
大豆は「畑の肉」とも呼ばれるほど、良質なたんぱく質を豊富に含んだ食材です。大豆たんぱくの50%を占めるグリシニンという成分には、コレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。同じく大豆に多く含まれるリン脂質の一種であるレシチンには、乳化作用でコレステロールを分解し、血管内でコレステロールが固まるのを防ぎ、動脈硬化を防ぎます。レシチンの主成分のコリンは細胞膜や脳、神経組織の構成成分であり、十分に摂取することでアルツハイマーや脳血管性のボケに有効とされています。レシチンとともに大豆脂質に含まれているリノール酸には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを減らさないはたらきがあります。
また、ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンにはコレステロールや中性脂肪を下げる効果があります。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきをし、骨粗しょう症、更年期障害を予防するのに有効とされています。
そのほか、不飽和脂肪酸の体内での酸化を防ぐ大豆サポニンや血糖値の低下に有効なトリプシンインタヒビター、メライノジンといった成分も大豆に含まれ、まさに生活習慣病予防にもってこいの食材です!大豆そのものを料理にしたり、大豆が原料となる食材、豆腐、豆乳、納豆など、毎日の食事にぜひ大豆をとりいれましょう!
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