トマトの栄養成分

トマトに含まれるリコピンはβ-カロテンの2倍の抗酸化作用!
リコピンが動脈硬化、がん、老化、アレルギーの抑制に効きます。

トマトに含まれるリコピンはβ-カロテンの2倍の抗酸化作用

  「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトは栄養価の高い食品。ビタミンC、E、β-カロテンが豊富と、健康と美容には欠かせない栄養素がいっぱい!
 トマトの最も注目すべき栄養成分は、リコピン。トマトのあの赤い色素のもととなっており、抗酸化力が強く、β-カロテンの2倍、ビタミンEの1000倍!活性酸素を強力に除去します。活性酸素は体内で過剰に発生すると、動脈を覆っている内皮細胞に傷がついて、そこに悪玉コレステロールが付着します。そして活性酸素により悪玉コレステロールが酸化して動脈硬化が進行するのです。リコピンはコレを防止します。がんや動脈硬化、老化、アレルギーの抑制に大きな効果を発揮する、本当に栄養価が高い食品です。生で食べるより、加熱調理したほうがリコピンの吸収率はあがります。美容にも効果があります。
 つづいてβ-カロテン。体内で必要に応じてビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、免疫機能の健康維持にはたらきます。ビタミンAに変換されないβ-カロテンは、抗酸化作用があってがん予防や老化防止に役立ちます。ビタミンC、ビタミンEも豊富なほか、トマトにはビタミンPも含まれます。ビタミンPはビタミンCの酸化を抑え、毛細血管や血管壁を丈夫にするはたらきをします。
 トマトの栄養成分として、ほかには、余分なナトリウムを排出させるカリウム、抗酸化作用があり、老化、動脈硬化を防ぐセレンというミネラルもあります。

【スポンサードリンク】