ほうれんそうの栄養成分

ほうれんそうは、鉄や葉酸、ビタミンCを多く含み、血液サラサラに。

豊富な鉄や葉酸、ビタミンCが、血液をサラサラに。

緑黄色野菜のひとつ、ほうれんそう。冬が旬で、冬取りのほうれん草はビタミンCの量は夏の3倍にもなります!ビタミンCは免疫力を高める効果があるので、風邪の予防やがんの予防に有効です。

 ビタミンB群の仲間である葉酸は、ビタミンB12とともに血を作る役目を持ち、貧血予防に役立ちます。葉酸は遺伝子情報に関わる核酸の合成にはたらくことから、妊娠中の女性にはとても大事な栄養素で、医師からも多く摂取するよう指導されます。
 ほうれんそうには女性に不足しがちなも多く含まれ、貧血予防に効果を発揮します。鉄は体の各器官に酸素を送り、血行をよくして疲労を防ぐ栄養成分です。
 ほうれんそうの緑色の色素成分であるクロロフィルは抗酸化作用があり、がんを予防するほか、コレステロール値を下げ、血栓ができるのを防ぎ、動脈硬化を予防する効果があるとされています。
 ほかに、活性酸素の害から細胞を守り、発がんを抑制するカロテン、紫外線の活性酸素から目を守るルティン、骨を丈夫にし骨粗しょう症予防に効果があるカルシウム、過剰なナトリウムを排出し血圧を安定させるカリウムなどが、ほうれん草の栄養成分として挙げられます。
 ビタミンCの損失を最小限とするために、火を通しすぎないことが料理のポイントです。

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